11月1日

また今年もハロウィン(万聖祭)がやってきました。
昨年同様、波木保育園で先生方が作られたかぼちゃをいただき、お客様にご覧いただいてます。
今年のかぼちゃは特にデカイ!芸術的にも一段とレベルアップされています。
皆様お楽しみ下さい。

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秋の料理教室メニュー

久し振りの料理教室です。
前回の開催時、全ての定員オーバーでかなりのお客様にお断りし、大変申し訳なく思っております。

殆どが毎回参加されているのですが、一応の形式をお知らせいたします。
一回の開催時の定員は20名様で、参加費はおひとり2,150円です。
11時30分より約40分間2階宴会場にて前菜、プリモピアット、セコンドピアットの実演をご覧の上、質疑応答させていただきます。
その後一階において、当日ご覧いただいたメニューにパン、デザート、お飲物を付けてフルコースで召し上がっていただきます。

10月3日(水)11日(木)

ホタテのグリルと茄子のクリームソース
サンマと水菜のアーリオ オーリオ スパゲッティ
豚フィレ肉のソテー 茸クリームソース

10月18日(木)23日(火)

茄子とサンマのタンバル バルサミコソース
フレッシュトマトの辛口フェットッチーネ
スズキの鉄板焼き 茸のスープ仕立て

以上のメニューでご予約は先着20名様となります。お早めにご連絡ください。
0836-65-3567 担当 大塚、新造

スタッフ募集中

ペイザンでは一緒に楽しくお客様にサービス出来る仲間を募集しています。
お客様に楽しんで頂く為には、自分たちも笑顔を絶やさず楽しく勤務できる事が一番です。
レストランの接客はお客様(相手)の立場で考え行動しなければなりません。これは社会人としてのレベルアップに繋がり、大変勉強になるお仕事です。
ペイザンではそんな前向きな方達をお待ちしています。

勤務時間帯や出勤日については面接時に詳しくお知らせ致します。
当店の募集希望として
平日週4・5時間程度勤務出来る方3名(土日祭日出勤できる方は大歓迎)。
土日祭日の8~9時間程度の勤務(3名)。

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こんな楽しい仲間たちがお待ちしております。

お気軽にご連絡下さい。
0836-65-3567(大塚マネージャー及び新造サブマネージャー)

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大塚マネージャーが新入社員の茶谷さんにティラミスの作り方を教えています。
ペイザンのティラミスは私が若い頃、美しいマジョレー湖のあるストレーサの街、エ マッジャという料理学校で習ってきたレシピーに、甘さだけ控えて作っています。

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さて、この花は何でしょう?
昨年の夏に種蒔きし、温室の外で放置しておいたイタリア ローマの冬野菜プンタレッラの花です。
とても奇麗でビックリしました。(2012年5月20日撮影)

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食す時の場合はこの状態がベスト。千切りし水にさらしアクを抜き、アンチョビの効いたドレッシングでサラダとして食べるのがポピュラーです。

アロハ~

最後のアップが1月末で3か月も空いてしまった。
3ヶ月間悲しい出来事、楽しい事、色々なことがあり過ぎた。
そして寒い季節から新緑の冴えわたる季節になってきましたね。

今頃の公表かと言われそうだが、2月中旬から寒い日本を抜け出し10日間休暇ででハワイでバカンスを過ごす。
前回のハワイ行きと一緒のメンバー4人なので、やはりゴルフが主目的。
今回はオアフ島で空港着から帰国する日迄レンタカーを借りっぱなし。

食事はコンドミニアムで、ほとんど私が料理する。
主だった食材は日本から持ち込み、後は現地調達。
今回のコンドミニアムは私の希望でアストン・ワイキキビーチタワーにしてもらう。
実はここのキッチンで料理を作ってみたかったのだ。

初日チェックイン迄時間があったので、中華街のいつも繁盛している飲茶で昼食を済ます。
きっと本場の中国でも、こんなごった返した雰囲気なんだろう。
食後は皆で買い出しだ。
アラモアナ近くの旧ダイエー後にドンキホーテが出来ている。
そこでかなりの食材を買い入れる。
日本ではあまり見ない茸があり、調理も楽しみだった。
Tボーンのお肉もアメリカは安いし、皆の胃袋を満たすのは簡単だ。
夜はまかせてくれ!

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ラナイからの景色

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大体全て揃ったキッチン。ハワイのコンドミニアムではディスポーザーが何処でも附いてるので、とても便利。しいて言えば鍋とフライパンの大きいのが欲しかったのと、数ももう少し揃えて欲しい。勿論追加で持ってきていただいた。

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メインルームのベッド二つで2日づつ交代。先ずはシェフから・・・・あは

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メイン専用の洗面化粧台。

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ゲストルーム

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ゲストルーム用バスルームと洗面化粧台&トイレ

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皆でゆったりと過ごせるリビング

部屋は素晴らしくベッドルームが二つでゲストルームの方は夜景がきれいな山手側。
オーシャンフロントなので、ラナイからの景色は抜群である。
今年のハワイは少し寒く、朝夕ラナイではTシャツで少し寒かった。
しかし長袖を羽織るほどでもないので贅沢な程良い寒さである。
日本はきっと極寒なんだろうな。
ここまではアストン・ワイキキビーチタワーのコンドミニアムの宣伝でした。
是非一度試して下さい、お薦めです。

今回の主目的はゴルフ三昧。
友人の熊ちゃんの紹介で軍関係の友人ができ、特別に基地内のゴルフ場をセットしてもらう。
当然、彼も同行してもらい私は3連続のラウンドは疲れるので、彼と廻る基地内のコースのみ。
2日間のラウンドで2日休み又2日間のラウンドで計4回。
私が休んでいる間も他の二人は基地のコースとは別に2ラウンド、一人は1ラウンド廻ってきたようだ。プロ並みのその元気さがうらやましい限り。

私がラウンドしたゴルフ場
Navy Marine golf course(ミリタリー)
ホノルル空港近くの真珠湾の外側にある米軍コース。
Hickam Mamala Bay golf course(ミリタリー)
ホノルル空港の隣りヒッカム空軍の敷地内でアメリカ兵専用コース

ここで私だけ二日間は休養にあて一日は読書、もう一日は友人と二人でドライブ。
その友人のお母さんと私の母の散骨をしている場所でお参り。
その後はカイルアビーチとノースシュアーを廻り、ハワイに来た実感を味わう。

Kaneohe Klipper golf course(ミリタリー)
このコースは海兵隊空軍基地にあり、ハワイのペブルビーチとかプアーベブルビーチとか言われている絶景(特に13番から15番)のゴルフコースである。たまたまそのコースは5人で廻れなく、一緒に来た友人3名で組んでもらい私は現地の友人と二人で廻る予定だったが、ハワイの軍勤務の若い人がひとりとアリゾナから出張できていたリックさんと言う人と4人でのラウンドとなった。リックさんは一人だけバックティーからのショット。普段日本でゴルフをする時には眼鏡はしないのだが、今回のハワイではボールを見失わないように眼鏡をしたままのプレイ。その恩恵を受けたのが16番。リックさんがセカンドを打たないで待っている。グリーンが空きやっとセカンドショットを打つがそれが載ってピン方向。眼鏡をかけていたのではっきりと見えて、一緒にグリーンに上がりリックさんはグリーン奥を探しボールがない。まさかとは思いながらピンまで戻り覗いて自分のボールを発見し大喜び。何とアルバトロスではないか。今までホールインワンですら目にした事がないのに、この場面に出会えた事に感動してしまった。一生のうちに1回見れる人も少ないと思いリックさんにハイタッチして祝す。
Barbers golf course(ミリタリー)
このコースはオアフ南西の空軍基地にありワイケレ方面にある。山脈の美しい景色を見ながらのラウンド。

今回のゴルフ場で初日は何度も廻っているパールカントリーの予定だった。しかしハワイパールオープンの直後のため、ラフが伸びすぎロストボールが多く出るのと、難しいとの判断で現地の人たちが気を使って、一般では廻れない軍のゴルフ場をセットして下さった。
スコアーさえ良ければ、最高のゴルフ三昧だった。

面白かったのは4回の内3日目のクリッパー以外、3度は現地の方のコンペに参加。
たしか15名3組で私達を挟んでスタートし、乗用カートは我々だけ。他の方達は日系3世4世の方達で日本語が話せるのも数名で
80歳から90歳くらいまでの方達。ところが皆さん歩きの手押しカートで我々の早い乗用カートでのプレイと間が空かない位のペースで追ってくる。横一線で追われると年齢を考え凄いなと感じる。本当にハワイの御老人の方達のパワーには驚かされた。この元気さは目標にしなくちゃならない。
最初のコンペ終了後のミーティングはハウスで、ささやかな賞金を頂く。
2度目のミーティングはピクニック。
ピクニックと言ってもハウスで買ったハンバーガーと飲み物をゴルフ場近くの公園で食べるのだが、結構ワインなども薦められ、ゴルフボールで作った置物のお土産までいただいてしまった。3度目は大衆の中華料理店でのミーティングだった。本当に良い方たちばかりであった。
ピクニックの時雑談になり、1941年の真珠湾攻撃について、その当時の皆さんに対するアメリカの反日感情について質問をしてみた。その返答は自分たちは全然問題なかったが、カリフォルニアの方では過酷な生活が強いられていたそうであった。
この件は書物やドキュメンタリーで理解はしていたが、悲しい過去の出来事だと思う。
気にしながらの質問だったが、この方達には被害が少なかった事がせめてもの救いで、内心はほっとしていた。

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手押しカートに椅子と傘が付いている。

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ピクニックのミーティング

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この中のお一人が作られているようだが、ゴルフ場のハウスでは販売されている。
我々には一つづつプレゼントとして頂く。

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母達の散骨してあるところ

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カイルアビーチ

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アルバトロスを決めたリックさん

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ここからが名物ホールのハワイのペブルビーチと言われる所以

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本当に美しいが風が強く難しい

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一応この辺で一区切り

緑色の自家製スパゲッティ

イタリアではカーヴォロ・トスカーノと言われ、巻いたキャベツではなくリーフ(葉っぱ)のキャベツがあります。日本では黒キャベツと言われてますが、山口ではなかなか入手困難です。
そこで、昨年夏前に種子を仕入れ阿知須の友人松崎君のお嬢さんに栽培していただく事にしました。
流石プロの農家で、見事に出来上がり昨年末リニューアル後からお店でデビューしてます。

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フラスカーティで撮った写真

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当店の店内カウンターの上で

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カーヴォロ・ネーロのパスタ製造中

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調理前の生パスタ、色が何とも言えない奇麗でしょ?

生パスタは乾麺と違って、モチモチした食感がありますので是非トライして下さい。

ローマで残り一日を

アマルフィからローマに向かうが今度は現地の運転手のみでガイドなし。
途中ポンペイで昼食をとる。
食事が終わり全員外で待っているけど運転手がいない。
中に入って食堂を捜すと隅っこの方でゆっくりと食事をしている。
日本ではお客様を待たせてゆっくり食事をするなんて考えられないと思い、イラッとしながら行くぞ!と言うと、今度はローマまでの運転手が変わると言う。食事を中断し付いてきてバスの下のスーツケースを出し始め、次の運転手が積み込む。だいぶ年配の運転手だが愛嬌が非常に良い。名前はルイージこのおじいちゃんは何かと話しかけてくる。バスが出発する前に途中のドライブインの営業マンがしきりに名刺を渡してくる。
ローマへの距離の半分よりローマよりの場所にあり、お店ではお土産も色々と取り揃えてある。
ここでは皆さん結構買い物をしていた。
お店の人は私をガイドと間違えたのか、やけに私に対してサービスが良かった。

市内に入る前から随分混み始めてきたが、ルイージは随分と割り込み運転をしながら少しでも早く着こうと思っていた。疲れている我々には非常に助かる。しかしホテルの場所が解らず、わが社のスタッフがスマホのナビで説明しながら、ホテルの近くで何とかバスを降りる事が出来た。
本当に便利な世の中になってきたもんだ。

最後のディナーは全員一緒にすることになった。
日本に帰る前の夜だが明日のプランゾが残っているのでホテル近くの中華料理にする。
随分と暇なお店でお客は我々20名だけ、女将さん風のウエイトレスもニコニコしながらサービスをしていた。
ホテルに帰り、二組の友人夫妻とバーで飲みながら今回の旅行を振り返る。

最終日の今日はホテルの出発が18時。10時のチェックアウトを終えてスーツケースなどが沢山ある為、ホテルの方が気を使い一部屋使っても良いと言う。非常に助かりました。

バスとメトロでまたスペイン広場に向かう。

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今回の旅行で私はリニューアル後に必要な物だけしか買い物をしていない。
流石に最後は単独行動を許してもらい、二人の娘にお土産を買う事が出来た。
歩いていると友人夫妻に会い、昼食は共にする。
行き当たりばったりではあるが、トトと言う名前のお店がある。
福岡のトトは私の大好きなお店で、つい名前に引き寄せられて入ってしまった。
このお店の面白い所は、最後に山盛りになっているクルミとオレンジをテーブルに持ってきて好きなだけ食べて良いのだが、食後にそんなに食べれる物でもない。サービスとしてはユニークである。

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食後はまた別行動をし最後はスペイン広場で待ち合わせる。
不思議な事にイタリアに来る度にスペイン広場で必ず会って声をかけてくる人がいる。
友人のジャンカルロとビットさん二人の友人なのだが、お互いに30年間で随分と風貌が変わってきているにも関わらず気づくことも不思議である。
これもイタリア旅行の楽しみの一つかもしれない。

ではホテルに帰って帰国の準備。
18時より早めに迎えが来て空港に向かう。
スーツケースの重量がかなりオーバーして、かなりの料金がかかりそうだ。
しかし、お世話をしてくれる人が交渉してくれて目をつむって貰う。ラッキー!

こうして無事にイタリアの空港を飛び立つ。

最後に今回の研修旅行でイタリアへの初渡航の社員が4名。
彼達にとって、かなりのカルチャーショックがあったようだが、この経験が自分の財産として残っていく事を信じて疑いません。
他のスタッフ共々イタリア料理の普及に努めてくれる事も期待しています。

アマルフィ

いよいよナポリを出発しアマルフィへ。
先ずソレントからポジターノへ向かう為、バスはソレント半島の突端までは行かないで、半島を横切る近道ルートである。

途中バールで最初のトイレ休憩。
次にポジターノではフルーツやリゾット米、ハーブ、乾燥プチトマト等を販売している屋外店舗で食材の買い物。
帰国して我が家で料理を作る楽しみが出来た。
その後ポジターノでトイレ休憩の為、再度お土産屋さんへ立ち寄る。
道路を挟んで海側にはエメラルドの洞窟へ降りるエレベーターがあるようだが、無視。
今回の旅行でカプリ島の青の洞窟には入れないだろうと思いつつ、事前にそれに代わる物があるかネットで調べていた。ところがエメラルドの洞窟があるにはあったが、船頭のチップねだりが酷いとか、ライトアップされていて感動がないとか評判が余り良くない。
折角ここまで気分良く来ているので、皆にがっかりさせたくなくての無視である。

ポジターノの一部は浜辺近くから山の中腹にかけて、ビッシリと別荘らしき建物があり近年は一軒が日本円で一億円もするそうだ。そういえばソフィア・ローレンがプレゼントされた別荘も確かここであったし、映画のアマルフィに出てくる絶景もここでの撮影があったとの事、絶景であった。
後で写真を見て、誰が撮っても美しく写るであろうと感じた。

アマルフィに着き、まずはプランゾ。しかし皆なエウロが少なくなったようだ。
たった一軒の両替屋に行って替えてもらうが、ここまで来ると流石にエウロが高い。
当日は確かレートは107円であったが118円換算だった。このブログをご覧になりアマルフィに行かれる予定のある方は、都会で両替をされてアマルフィ入りされる事をお薦めする。一言アドバイスだが、5パーセントくらい手数料の上乗せがあるようだ。

食事は Trattoria da Barracca で路地を入った小さななお店である。
カジュアルでなかなか良い。
少々塩味が強かったが店員の気持ち良いサービスがカバーしていて、とても居心地が良かった。
その後は狭いアマルフィの町を散策し、ゆったりと時が過ぎていく。
アマルフィは治安も良く、最近は日本からの旅行者も増えているようだ。
結構年配のご夫婦もいらっしゃった。
その後バスに戻り近くのホテルにチェックインする。
今回のホテルはリゾートホテルの雰囲気を醸し出している。

夕刻リザーブしてあったビーチサイドのRistorante Lido Azzurro,Amalfiに行く。

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実はサプライズで準備していた事がある。
店に着くと口の字型のテーブル配置で、何気なくメイン席に二人座って貰う。
まだ気が付いていないようだが、今日は川口料理長と中谷夫人の誕生日。

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最初にスプマンテで乾杯し、二人を驚かせながら食事の幕が開く。
前菜     イワシの2種チーズ(プロボローネと燻製モッツァレッラ)を挟んだフリット。
第一の皿  魚介の味がしっかりと浸み込んだ烏賊のリゾット。
第二の皿  白身魚のワイン蒸しレモンソース
ドルチェ   水牛のリコッタチーズのミルフィーユ
カッフェ

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ドルチェの時,主賓の二人にはキャンドルサービスをしていただく。
皆な楽しそうに過ごしているのを見て嬉しくなった。

少し時間をオーバーしてしまったが、待たせていたバスに乗り込みホテルに帰る。
ロビーで再度食後酒のリモンチェッロでかんぱ~~い!

次の日は朝食を済ませ、ホテルから街中まで歩いて降り、最後のアマルフィを脳裏に刻みこむ。帰りはタクシー。
アマルフィで最後の買い物はルーコラのリキュール(真黒なお酒)とコラトゥーラ。
コラトゥーラは帰ってからシェフの研修旅行のお薦めメニューで直ぐに無くなってしまった。日本では高価なものだけに沢山買って帰れば良かったと帰国後に悔いる。

そろそろサレルノ、ポンペイ経由でローマへと出発する。

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いざナポリへ

朝8時半,ローマのホテル出発、一路ナポリへ。
今回はバスガイドさん付で私も気が楽である。
バスは市内を出て右手にフラスカーティを見ながら、葡萄畑を抜けていく。

途中トイレ休憩でヴィスヴィオ火山が一望できるドライブインに寄る。
何気なくサラーメが目についたので、皆なに行き渡る量のパックを買い、試食をしてもらう。やはりイタリアの熟成したサラーメは美味しい。(勿論ペイザンにもあるが・・)

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ナポリに着いてからは、ナイスビューの撮影スポットやサンタルチア港の卵城近辺を訪れる。この辺りは一流ホテルが多く、治安も良さそうでナポリの印象が凄く良い。

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その後市内を歩いてガッレリア・ウンベルトの有名なケーキ店を見学しながらペペロンチーノ(唐辛子)の沢山ぶら下がったお店に向かう。
みんな珍しそうに唐辛子やレモンのチョコレートのお土産を買っていた。

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そろそろランチタイムだ。
ナポリに来たからには本場ナポリピッツァを食べなくちゃ。

Antica Pizzeria Brandi ピッツァマルゲリータの発祥のお店としては大変有名なピザ屋であるが、味の方もカメリエーレもいまいちかな?
料理はと言えば、ボリューム満点で正にアメリカン並み。
ブルスケッタのビッグな事・・・フリット ディ パタータ(フライドポテト)などはマクドナルドと差がない。
早くから予約はしてあったのだが、思ったほどに感激はなかった。
どうもローマタイプのピッツァに慣れていると、ナポリタイプは私達には重すぎるようだ。
これはナポリピッツァを愛している人たちにしては禁句かもしれないが・・・・

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それと事前の情報だけど、ダ・ミケーレの方が評判が良いようだ。
次回の為に記憶しておこう。

その後、中央駅前のホテルにチェックイン。
近辺はなんと汚いし、ガラが悪い。
ガイドさん曰く、ホテルの裏には行かないで下さい。
右も前も治安が良くないので、余り行かないで下さい。
左は少し大丈夫です。
あれ~~~!ナポリってこんなだったかな~?
それにしても浮浪者が多い。
考えてみれば市内に宿泊をするのは初めてだった。

昼のピッツァが重かったので、夜は社員以外の皆さんとすし屋に行く。
タクシー3台に分かれて行くのに、フロントの若い青年が危険だから、私が安全なタクシーを呼ぶと言う。一台づつ出発するが3台目の私達の車が来るのに15分くらい待たされる。

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しかも10エウロ以内で行けるはずの場所なのに15エウロづつも取られる。
挙句の果てに、着いた所がスペイン街のガラの悪い場所で別々の位置に降ろされている。
何とか一便目には合流できたが、2便目が行方不明、そして携帯に連絡が入り、入ってはいけない場所に降ろされたので抜け出したとの事。5人をすし屋に残し、表通りに出て何とか3人を見つけ出し店に戻る。そもそも、すし屋のある場所が治安の悪い所だったようだ。
しかし無事、食事にありつけた。みんなで寿司などを食べ終わり私は物足りなかったので、親子どんぶり(ナポリのすし屋のだ)を頼んでみる。何とビックリ、サーモンとイクラの親子であった。これには皆で大笑い。
帰りはバスにしようかと思ったが、皆の希望でタクシー3台で帰る。
帰りの料金は10エウロであった。

翌朝同じフロントマンだったので、後の祭りだとは解っていても文句(唯一知ってる下品な言葉で)を言わざるをえなかった。

(ナポリ2日目)
今日は3組に分かれ別行動。
社員の皆はカプリ島に、5人はポンペイに、私達7人は最初の予定通り、ナポリ中央駅からポッツォーリ経由で、港から船でイスキア島へ向かう。
念のために付け加えておこう。ポッツォーリの駅から港までは歩いて30分くらいかかり結構遠い、何度か道を尋ねた。
港からは余り待つことなく大きなフェリーに乗り込み、後は快適な船内の一時間であった。

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イスキア島に着くと二人の観光タクシーのガイドが客引きをしていた。
思ったよりもイスキアはひっそりしている。それもそのはず今日は日曜日だった。
港近くでは、店もレストランも閉まっていて楽しそうな事は何もなくヒッソリ。
一人の若い運転手と交渉し、島の一部の観光する事になった。
若い運転手は少しだけアンディ・ガルシア似。
車はスバルサンバーの後ろ部分を向かい合わせて座席を6席作った感じ。
私は助手席に座らせてもらう、乗り心地は悪そうだが我慢してもらう。
名所を連れ回って一生懸命に説明してくれる。

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その後食事に行くが、最初行ったところは喫茶店のようなところでキャンセル。
次の店は大当たりであった。
美しいビーチを眼下に一望できるRISTORANTE NEPTUNUS S.Angelo
私達が行くと同時に一組が帰ってくれて席に着く事が出来たような繁盛店だ。
最初はメニューを見て決めようと思ったが、オーナーが任せてくれと言うので、食べたい品を入れ、後はお任せにする。
下の料理がそれである。

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食後に私の背中側に座っていた2組の老夫婦が、食後酒をテーブルに並べて飲んでいる。その中の野イチゴが沢山浮いた赤い食後酒は直ぐにイチゴと解るのだが、黒い物が一本あり不思議そうに見ていると、私達に飲めと振る舞ってくれる。聞いてみると黒い食後酒はルーコラであった。この紳士淑女はきっと港に停泊している豪華クルーザーで遊びに来ている人達だろう。
我々の仲間の一人の女性が一緒に写真を撮ってもらっていると大変なご機嫌であった。

清算の時オーナーがパンとデザートと食後酒とサービス料は全てサービスと言う。
ありがとうだけで終わると日本人の恥と思いチップをはずむと、又しても開栓していな野イチゴのボトルを一本と陽避けの為に食事中かぶっていた帽子も全員持って帰れという。
気持ちの良い食事を終え、運転手がもう少しガイドをさせてくれと追加料金を提示してきたが大した金額ではない。
時間もあるし少しだけ延長してガイドをしてもらい、早めに港にかえる。帰ってきた時には他のタクシー運転手がいて、如何にも自分はこれだけ稼いだぞと、嬉しそうにエウロ札を見せて自慢していた。そのシーンはとても滑稽だった。
船のチケットを購入すると、日曜日だからだろうか、最終の船だったようで、余り待つ時間もなく港を出て行った。
ポッツォーリ駅まで急いで歩いて行ったが、こちらも10分程度で出発し、ラッキーな1日であった事に感謝する。

この夜は流石にディナーは食べる気になれない。社員とミーティングを兼ねてアルコールだけで終える。

明日はアマルフィ

ローマ3日目

今日は3グループに分かれて行動。
フィレンツェ組は5人で、朝早くからスタートしユーロスターに乗り込んだようだ。
第2グループ6名はローマ市内食べ歩き。
私達9名はゆっくりとホテルを出てフラスカーティへ向かう。
10時位にテルミニへ着き、時刻表を買い込み時間を調べてビックリ、一時間に一本くらいあると安心していたのだが、それは手前のチャンピーノまでしか行かない。
次の目的地行きの電車の出発は12時前で、予定の12時半からの食事にはロスタイムが多すぎる。
仕方なく地下鉄A線の終点アナニーナ迄行き、そこからバスでフラスカーティに行く事にする。
11時半にフラスカーティに着く。住民がくつろいでいる広場に行く途中、結婚式を終えたばかりのお熱い新郎新婦に出くわす。お幸せに~~~
フラスカーティはローマ市内と違い本当に落ち着けるエリアであり、雰囲気をしっかりと満喫する。
ここでは必ず見かけるポルケッタ。折角だからお目当てのプンタレッラを探し、露天の野菜屋さんで発見、フィノッキョやカヴォーロ・ネロもある。
実は3か月前、近所の農家の方に種子をお渡しし、栽培していただいてるのだが、どれくらいの大きさで収穫するのかが未定であった。
そしてカヴォーロ・ネロはローマではカヴォーロ・トスカーノと言われてる事も判明。
両野菜とも、リニューアルオープンに間に合うように出来上がれば最高なのだが・・・・
開店30分前に一人で先に店を訪れ予約を入れる。
フラスカーティは白ワインの産地でとても有名である。
それが現地ではいくらで販売されているのか等も知ってもらいたかった。
そのうち良い具合にお腹も空いてきて、皆でランチに向かう。

ローマ料理のお店トラットリア「ザラザ」。
最初にプンタレッラを頼むが、オーナーにまだ入っていないとわれる。しかし一度調理場に戻り、確認して準備が出来てる事が解り、すぐに3皿注文する。
AL34とアンチョビの使い方が違っていた。
この店でも沢山の種類の料理をオーダーしたので僅か二人のコックさんで調理場が大変だったかもしれない。

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帰りは時刻表があるので、ピッタリの時間でフラスカーティ駅を出発。

テルミニに帰り一度解散し、いつも訪れているコルソ通りのCDショップに行く。
実は出発前にペイザンの有線放送でで聞いた曲のCDが是非買いたかった。
CARLA BISSIが1972年にサンレモで歌ったIL MIO CUORE SE NE VAという曲で在庫を探してもらったが、すでに廃盤になっているようである。テルミニ駅の地下のCDショップで探してもらってもなくて残念。まぁYOU TUBEで我慢しよう。
少々疲れてホテルに一度帰る。
お昼に食べすぎたせいか夜になってもお腹が空かない。
うちのスタッフは全員お客様推薦のレストランを予約している。
チーフとマネージャーはフラスカーティに同行しているのでお腹はパンパンのはずであるが、勉強の為にそのレストランに行ったようである。
サルデーニャ料理店のアイ・ピアーニという店だがみんな満足して帰ってきた。

私はと言えば、岡夫妻と舌のリセットの為、濱清の和食にする。
帰りに又しても面白い物を売ってる怪しい男がいる。
異様に光る模様のついた灯りの懐中電灯のような物である。
いくらかと聞くと25エウロ。15だったら買うと言うと、23、20、18と下げてくる。で15でないと買わないと言うと15エウロになった。
なかなか面白いので2本買って一本は岡君にプレゼント。
帰国してからも、結構お客様の興味を引いて活躍してくれてる。
フィレンツェ組が帰ってきたのは夜11時近かった。
明日はナポリへ向かう。

イタリア研修

今回の旅行は外部から参加された友人を含め20名。
11月9日朝6時半ペイザン前を出発し、福岡空港へ向かう。
到着後他の方達と合流し、10時半のフライトで先ずは仁川空港で飛行機の乗換。
次は一路ローマへと思いきや着いた所がミラノで、今度はトランジットルームに押しやられる。
しかしエウロという通貨を使うのが初めての人は新鮮だったのだろう、すぐにバールで飲んだりドリンクを買ったりしていた。
一時間半後に出発し、現地時間の20時にはローマのダビンチ空港着、ホテル直行でチェックインする。
疲れている割にはお腹が空いているのか、現地の雰囲気を早く味わいたいのか、遅い食事に誘うと大半が出かける。

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ホテル近くのお店は夜遅くてもボチボチお客様さんが入っているピッツェリア店名はマ・レンマだった。
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一応プンタレッラを注文したけれどまだ入荷していないと言われた。
渋々フィノッキオのサラダとカルチョフィのサラダをオーダーするが、余り感動はなかった。

帰ってからはみんなぐったりだったが、明日に向かっての一日を終える。

2日目
ツアーのようなガイド付バス案内であれば簡単なのだろうが、あえてイタリアの生活感も肌で感じて欲しくて準備していない。市内バスと地下鉄及びトラム兼用の一日券を人数分購入し配る。先ずはテルミニ駅の500人広場の中央バス停にホテルからバスで向かう。

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今日の予定は簡単なローマ半日観光程度の事を消化してみようと思っている。
コースは時間の無駄のないように先ずは真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会。私は数度しか訪れた事がないが行くたびに随分と歩いた記憶がある。
テルミニからはメトロB線に乗り換えチルコ・マッシモ駅迄行く。そこから真実の口迄は勿論歩くが、天気は嘘のように良く、日本晴れでなくイタリア晴れだ。20分くらい要して到着。
恥ずかしながら一人づつ決まりきったポーズで写真を撮るが、最近は伯父さんが前に立っていてシャッターを押してくれ、お金を払わされるシステムになったようだ。それが容認されているようで、なかなかチャッカリしている。
ここで写真を撮ったのは、30年ぶりで2度目のような気がする。

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次にコロッセオに歩いて向かうが、メトロの駅にすれば一駅帰るようになる。
ヴェネツィア宮殿のロータリーを横切り遠回りして歩いて行くと、フォロロマーノ等があり、景観は良い。しかし、しっかり30分くらいはかかり、皆バラバラではあるが無事に到着。

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コロッセオは何度も見ている人だけはパスし、向かいのバールに座ってカプチーノやエスプレッソ等を飲みながら、ゆったりと人の動きを観察。本当に気持ちが良い。

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皆が出てきて次はトレビの泉だが、バールの女の子に聞いてバスで近くのフェルマータ迄行く事にする。
トレビの泉は過去に何度も同行者が被害に合いかけているので一応皆に注意しておく。
いつもの事であるが、やはり観光客で一杯であった。
ここで面白いのが観光客目当てに、闇で何か変わったものを売っている。しかも警察の目を盗んで売っているのだろうか、いつも周りを注意しながら売りつけている。今回は豚の頭のようだが、拳よりも小さめな水の入った風船のようなもので、つるつるした平板に投げつけるとバチャと一度潰れ、徐々に原型に戻っていく、なかなか可愛らしい。大抵の人は気持ち悪がって買わないが私は何時も興味を持ちながら、今回も購入してしまう。
店に帰って、少しでもお客様の笑いが頂ければそれでいい。

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そろそろ昼食時間になったのでスペイン広場の階段迄行き、何かあった時の為の集合場所としてそこを指定し、レストランに向かう。ホテルまで案内してくれたイタリア人に聞いたレストランでアル34が近くにあったので皆で向かう。

アル34はスペイン広場から近くによく見かける雰囲気のレストランだ。
実はナヴォーナ広場近くのピッツェリアで有名なダ・バッフェットで昼食をするつもりであったが、その店は夜しか営業していなかった。
午後の観光 バチカンのサンピエトロ寺院に行くにはスペイン広場近くが都合がよい。

アル・34では20人なので10人づつのテーブルに分かれる。
最初に今回の旅行で一番皆に試食して欲しかったプンタレッラがあるかどうか尋ねる。
ちゃんと用意してあった。実は観光客用の店かと思い、余り期待はしていなかったのだが、プンタレッラに出会えるとは地元の人たちも多いのだろう。ラッキー!10名で3皿
他のテーブルにもオーダーするように伝え、しっかりと味付けを舌で憶えてもらう。
あとは人数が多いので色々な料理を頼み、小皿をもらい皆で取り合って食べる。本来ならばイタリアのレストランでは好まれない事だが、我々にとっては研修なのだからと自分に言い聞かせる。

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このカメリエーレはなかなかユニークであった。
一応プリモまで注文し、量が解らなかったのでセコンド(メインディッシュ)は後でオーダーすると言ったら、茶目っけな目つきで睨むように「来月かっ?」とか、君はシルベスタースタローンに似てるなと言ったら、自分はアル・パチーノだと応えてイタリアンジョークがうまくて笑ってしまった。

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食事を終えスペイン広場より地下鉄A線でオッタビアーノ駅まで行き、散歩しながらサンピエトロ寺院まで行く。明日か明後日かイヴェントなのだろうか、椅子が随分と並べてある。前回折角来たのにイヴェントで入る事が出来なかった。
最近はテロの関係でセキュリティーチェックが厳しく入るのに時間がかかる。並んで入れたのでほっとした。
このサンピエトロ寺院は34年前初めて来たとき、余りの凄さにショックを受けたことがある。それ以来、どんな建築物を見ても感動はないし、自分でそこまで感じた事で、同行者とローマを訪れた時には必ず連れてくる事にしている。私はクリスチャンではないが、ローマに行ってサンピエトロ寺院を見た事がないと言う人がいらっしゃれば勿体ない事である。

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一時間半くらいゆっくり見てもらい、出てみると来る時にはバラバラだったが、やはり全員来ていたようで安心した。帰りはまた3グループ位に分かれ、バスでテルミニ駅まで向かうが、私は途中で岡夫妻とスペイン階段下で待ち合わせていたので、迎えに行く為一人で途中下車、3人で合流しホテルに帰る。

夜の食事は昨夜行ったピッツェリアより、ワンランク上のピッツェリアに行くが、お昼が食べ過ぎて夜は控えめなオーダーになる。明日はまたフラスカーティでしっかりと食事をしなければならないし・・・・

第一話が長すぎました。この辺で・・・・・・