バカンス気分満喫

二日目からの朝食はゆっくりと済ませ、海へ繰り出す。水の冷たさは一向に気にならず、泳いでいても気持ちが良い。泳ぎ疲れてはボンボンベッドで甲羅干し。実は私は紫外線アレルギーらしく、首から下は日焼け止めをしっかりと塗っている。面の皮は厚いので、不思議と顔だけは大丈夫なのだが、手足に始まり、体に太陽が当たると火傷のようになってしまい、過去に何度も病院通いしたことがある。今回は大丈夫であったが、大変な目にも合った。100メートル(僅か)くらい沖に遊泳禁止区域のブイが浮いていて、久しぶりに無理して泳いでみた。10メートルも海に出ればとても深くなっているので運動不足の私にとっては少し冒険である。やっと着いた時にはブイにしがみ付き立ち泳ぎをしている始末で何ともみっともない。帰りは空を見ながらゆっくりと浜辺に向かって背泳ぎ。とても気持ちが良いはずであった。そこで突然胸から腹にかけて電気が走り、ビリビリチクチクって感じ。慌てて手足をバタバタしながら溺れそう。見てみると、浜辺ではなく横に向かって流されている。大変だ~!つくづく体力不足を痛感させられながら必死で浜辺に辿り着く。胸や出っ張った腹を見てみると腫れ上がっていてとても痛い。ビーチボーイの処に行って、これは何だ?って聞くとメドゥーザと云い、すぐに薬を塗ってくれる。その時は何か分からなかったが部屋に帰って電子辞書で調べるとクラゲのことであった。なかなか毒がひどく、この刺された跡が完治するのに2か月を要した。笑い話ではないが、このクラゲにはかなり痛い目に合されたので、網を借りて復讐に出かけ、生け捕り、太陽で日干しにしてやった。その写真は下に・・・

あと滞在中にポルトチェルヴォに出て行き、ローマでの買い物では不足だった皆さんはショッピングを楽しまれていた。私達はお洒落なバールでワインを楽しんでいた。ワインの事までは事前に調べていなかったのだが、サルデーニャ産ワイン ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ「カナイリ」はかなり美味しく、帰国してから仕入、再度同行したお客様にも味わっていただく事となった。お昼はパニーノで簡単に済ませたり、夜はホテル外に繰り出し、残りの2夜ともラフなレストランでサルデーニャの料理やワインを満喫する。皆さんにも気に入っていただけたようで一安心。

楽しかった3日間もあっという間に過ぎていく。

サルデーニャはバタバタとまとめてしまって御免なさい。

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しつこいようだけど本当に絶景

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小さいが、かなり強烈な痛みを与える、憎きMedusaの末路

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喰いちぎられた烏賊を海から拾って、興味のありそうなドイツ人らしき少年にあげる。

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午後のひと時をポルトチェルヴォで

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Vermentino di Gallura “KANAYLI” 美味しい!

いよいよサルデーニャ到着

この一週間で二人のお客様からブログの続きを請求されました。本当に愚図な私です。

オルビア空港に着くと、現地ガイドが大きなバスで待っている。真っ直ぐにホテルに向かうが、バスの中から運河らしきところで、ムール貝やアサリを採っている光景が目につく。着いたのは「グランド ホテル スメラルダ ビーチ」でなかなか雰囲気の良いホテルである。ランチがまだだったので、ホテルのレストランで簡単にパスタで済ます。食事を終え部屋に入り、海水パンツを探すが見当たらない。折角、今日の日のために福岡三越でカーゴパンツと一緒に買ったのだが、どうも両方とも荷作りし忘れたようだ。諦めて近くのショップで日焼け防止のハットと海パン、そして部屋で飲む白ワインを一本手に入れる。そしてすぐにビーチに向かう。6月の中旬なので、まだ本格的には夏到来という感じではなく、一足早く、最高のシツエーションである。海も美しく、とても気持ちが良い。ここで3日間過ごせと思うと嬉しくなる。英国の元ダイアナ妃が亡くなる一週間前にコスタ・スメラルダでバカンスを過ごされていたそうだが、サルデーニャの海は本当に美しい。

ランチの時、7人と5人に分かれたテーブルしかなく、食事を終えた時カメリエーレに夕食はどうするかと聞かれた。ホテルで食べるから、6人づつのテーブルを準備するようにお願いする。ディナーは本格的なリストランテで、コース料理がプリモ、セコンドはチョイスで準備されていた。しかし、ホテルのメインダイニングでのディナーは余り感動がない。
明日は外での食事にしよう。

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オルビア空港前

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ホテルに向かう車中

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ホテル到着

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ビーチサイドから見るホテル

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プールサイドから見たホテル

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部屋のバルコニーより

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数段にプールがある

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クッションの良いビーチチェアー

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まだ6月だから人が少ないが、2週間も過ぎれば大変な人で賑わいそう

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静かな海

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ポルトチェルヴォのクルーザー

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沢山の別荘が立ち並ぶ

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別荘

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別荘

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ほとんどのブランドショップが立ち並ぶ

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店員さんもお洒落ですね

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ホテルのメインダイニング

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イタリアのカメリエーレはいつも笑顔が良い

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テラスのバーよりサンセットを楽しむ